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会議を開く国際的な生徒と教師のプログラム、ケアテイカーズ・オブ・ジ・エンバイラメント(環境の世話人)などの国際的な環境教育プログラムに参加するようになるかもしれない。バックヤード・アシッド・レイン・プログラムは、出版物の一部がフランス語で出されているし、ケアテイカーズ・オブ・ジ・エンバイラメントはホスト国の言語および通常は英語、スペイン語、フランス語で交流する機会を提供する。

 

□ 社会科
現在の社会科教育の重点は、歴史、および人類学、経済学、地理学、哲学、政治学、宗教学、心理学、社会学などの社会科学である。社会科では、4つの目的を挙げている。
○ 知識:生徒が以下のことができるような知識の獲得を助けること。
・ 社会的政治的意思決定のプロセスや力学を説明し、他方、効果的な市民行動技術を示す。(知識:調和の達成、市民運動技能、および市民運動経験の各サブゴール)
・ あらゆる社会の人々に影響する経済的原理および概念を明らかにし、説明し、応用する。(知識のサブゴール:生態系の一員としての人間)
・ 人々と環境との関係に地理学的概念を応用する。
(知識および市民運動経験の各サブゴール)
・ 人間に関する諸事における対立、協力、および変化の役割についての認識を示す。(知識:調和の達成、市民運動技能、および市民運動経験の各サブゴール)
○ 民主主義の原理、信念、および価値観
生徒が、協力、多様性、平等、自由、正義、プライバシー、人間の尊厳、責任、及び真実といった、民主主義の原理、信念、価値観を獲得するのを助けること。(環境倫理のサブゴール)
○ 参加および公共奉仕
生徒が、市民としての権利と責任を行使する経験を得るのを助けること。(知識:調和の達成、市民運動技能、および市民運動経験の各サブゴール)
○ 技能
生徒が、効果的に考え理由付けすることができる次のような技能を獲得するのを助けること:観察、分類、整理、空間的関係の理解のような基本的技能、予測、変換、測定、解釈、推論、仮説、想像、計量、分析などのような処理技能、および探索、集団への参加、意思伝達、モデルの想像と解釈、社会的判断、意思決定などの操作技能。(知覚的認識、市民運動技能、および市民運動経験の各サブゴール)

 

(ウィスコンシン州が挙げている)社会科教育の15の主要テーマの中の少なくとも以下に挙げる7つは、環境教育に直接関連している。

 

 

 

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